2018-12-21

Fisherman's Rib 和名はイギリスゴム編み

Fisherman's Ribとの出会い


こんにちわ、こんばんわ、おはようございます。猫好好です。
本日の話題は「イギリスゴム編み」。
この編み方が一つじゃなかったっていうお話。

わたしの持ち方って変?

豪州滞在中のこと。
寒くなるとどこの家庭でもお母さんが編み物を始めるんですよ。
もともと、手作業が嫌いじゃないわたし。
道具を揃えて(何せ人口<羊のお国)毛糸買って早速はじめました。

すると一緒に編んでいたニット仲間のママンたちが、おや変わった持ち方するねって話題になってしまいまして、ええ。
日本から来た子の編み方が変わっていて面白い、と。

棒編みだったんですが、左手で糸を持ついわゆるフランス式(本来はContinentalと呼ぶ)だったんですよ、当時は。
で、わたしが居たウイメリア地方はスコットランド、イングランド、ジャーマンの移民の方が多くいる地域で、こぞって皆さん日本でいうアメリカ式だったんです(本来はEnglishと呼びます。なんで逆?)。

何その編み方、ちょっとカッコよすぎるんだけど

改めてニッターさんの手元を見たら、右手でカッコよく糸持ってサクサク編んでるじゃないですか。
絶対そっちの編み方の方が良いじゃん! 見た目も編みやすさでも。

それ以降わたしはイギリス流です<(`^´)>
でも、慣れるまでフランス式で編んでて、そのとき丁度編んでいたのがFisherman's Ribのカーディガンだったのね。

初めて編むFisherman's Rib。そこで知ったのがKnit Belowという編み方。
日本だと、イギリスゴム編みはかけ目で編むらしいです。←よう知らん
が、ここではかけ目はしませんでした。

裏は表編みで、表側をKnit Belowと裏編みで編むんです。
これが、フランス式だと編めなかったんだよね。
というか、ママンの真似して編んでも目ができなかったの。

Knit Below

Knit Belowとは前の段の目に表目を編む、という意味。
でもフランス式じゃ全然畝が出てこない。

で、慣れないながらもイギリス流にスイッチしてみたら。
そしたら、あらま不思議。
ちゃんと編めました、ええ。
今なら編めなかった原因が分かってるんだけど、当時は誰も分かんなくて。

結果編めたからいいじゃんって、カーディガンは無事編みあがりましたよ。

何故編めなかったか

それはね、棒針にかける糸の向きだったんだ。
裏編みをするとき、下かすくうか上からかけるかの違いだったんだ。
糸のかけ方って、編む癖だからね。
詳しくは佐倉編み物研究所の所長さんが、サイトで解説してくれました。

30年ぶりに謎が解けましたよ。所長さんありがとう!

Fisherman's Ribの編み方は

トップページのexpertから、「ゴム編みの裏技教えます」で解説してます。
え? それどんな編み方なん? と思った方、是非読んでみてくださいな。

めっちゃ簡単に編めるから。
気を付けるのは、裏編みの編み方。
フランス式の人は佐倉編み物研究所のサイト「裏目を編むときのモーション」(上にリンク張ってます)で、正しい裏編みの仕方を確認して編んでください。

裏編みと表編みで目の向きが同じ人は問題ないです。
わたしはイギリス流に変えて、結果表と裏の目の向きが揃ったみたいでした。

裏が右向きで表が左向き、という人は糸のかけ方が逆ですから多分畝が出ないと思います。


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