Fisherman's Ribとの出会い
こんにちわ、こんばんわ、おはようございます。猫好好です。
本日の話題は「イギリスゴム編み」。
この編み方が一つじゃなかったっていうお話。
わたしの持ち方って変?
豪州滞在中のこと。
寒くなるとどこの家庭でもお母さんが編み物を始めるんですよ。
もともと、手作業が嫌いじゃないわたし。
道具を揃えて(何せ人口<羊のお国)毛糸買って早速はじめました。
すると一緒に編んでいたニット仲間のママンたちが、おや変わった持ち方するねって話題になってしまいまして、ええ。
日本から来た子の編み方が変わっていて面白い、と。
棒編みだったんですが、左手で糸を持ついわゆるフランス式(本来はContinentalと呼ぶ)だったんですよ、当時は。
で、わたしが居たウイメリア地方はスコットランド、イングランド、ジャーマンの移民の方が多くいる地域で、こぞって皆さん日本でいうアメリカ式だったんです(本来はEnglishと呼びます。なんで逆?)。
何その編み方、ちょっとカッコよすぎるんだけど
改めてニッターさんの手元を見たら、右手でカッコよく糸持ってサクサク編んでるじゃないですか。
絶対そっちの編み方の方が良いじゃん! 見た目も編みやすさでも。
それ以降わたしはイギリス流です<(`^´)>
でも、慣れるまでフランス式で編んでて、そのとき丁度編んでいたのがFisherman's Ribのカーディガンだったのね。初めて編むFisherman's Rib。そこで知ったのがKnit Belowという編み方。
日本だと、イギリスゴム編みはかけ目で編むらしいです。←よう知らん
が、ここではかけ目はしませんでした。
裏は表編みで、表側をKnit Belowと裏編みで編むんです。
これが、フランス式だと編めなかったんだよね。
というか、ママンの真似して編んでも目ができなかったの。
Knit Below
Knit Belowとは前の段の目に表目を編む、という意味。でもフランス式じゃ全然畝が出てこない。
で、慣れないながらもイギリス流にスイッチしてみたら。
そしたら、あらま不思議。
ちゃんと編めました、ええ。
今なら編めなかった原因が分かってるんだけど、当時は誰も分かんなくて。
結果編めたからいいじゃんって、カーディガンは無事編みあがりましたよ。
何故編めなかったか
それはね、棒針にかける糸の向きだったんだ。
裏編みをするとき、下かすくうか上からかけるかの違いだったんだ。
糸のかけ方って、編む癖だからね。
詳しくは佐倉編み物研究所の所長さんが、サイトで解説してくれました。
30年ぶりに謎が解けましたよ。所長さんありがとう!
Fisherman's Ribの編み方は
トップページのexpertから、「ゴム編みの裏技教えます」で解説してます。
え? それどんな編み方なん? と思った方、是非読んでみてくださいな。
めっちゃ簡単に編めるから。
気を付けるのは、裏編みの編み方。
フランス式の人は佐倉編み物研究所のサイト「裏目を編むときのモーション」(上にリンク張ってます)で、正しい裏編みの仕方を確認して編んでください。
裏編みと表編みで目の向きが同じ人は問題ないです。
わたしはイギリス流に変えて、結果表と裏の目の向きが揃ったみたいでした。
わたしはイギリス流に変えて、結果表と裏の目の向きが揃ったみたいでした。
裏が右向きで表が左向き、という人は糸のかけ方が逆ですから多分畝が出ないと思います。
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